6【キッチン】Q.キッチン台の種類と特徴は?
近年様々な素材や機能・工夫がされてきているキッチンですが、それそれ調理台の素材に特徴がありますのでお好みに合わせてお選び下さい。一般に、ステンレスが主流でしたが、人工大理石の人気が高まってます。
①ステンレス
家庭用から業務用まで広く普及しています。サビに強い、汚れにくい、熱に強いなどの特徴があります。ただし、塩分や濡れた金属を長時間置くと跡が残ったり、最悪の場合サビが発生します。サビは簡単に落とすことはできますが細かな傷がのこり美観が悪くなります。凸凹した表面仕上げの製品が一般的です。
◯サビ、汚れ、熱に強い
◯塩分や濡れた金属によりサビることがある
×傷に弱い
②人工大理石
大理石のような樹脂で色柄が多くから選べます。樹脂なのでサビませんが熱には弱く200℃前後までのものが多いです。また、アルカリや酸も場合によりシミができることがありますので注意が必要です。ある程度の傷は補修が可能です。
◯樹脂製なのでサビない
◯色柄が多くから選べる
◯小さな傷はスポンジでこすれば簡単に補修できる
×熱、アルカリ、酸には注意が必要
③クリスタルカウンター(TOTO製品)
エポキシ樹脂の半透明のカウンターです。カウンターが光を通し独特な優美さと高級感があります。耐熱性も抜群で、なんと360℃に熱したフライパンを20分間放置しても変化がない優れものです。また細かい傷は簡単に消すことができます。
◯優美で高級感がある
◯耐食性、熱に抜群に強い
◯強い衝撃でも割れにくく美しさを保つ
◯メンテナンスが容易
◯小さな傷はスポンジでこすれば簡単に消える
×価格が高い
④天然石
おもに花崗岩(御影石)が使われることが多いです。高級感があり耐水性、耐熱性に優れています。
◯高級感がある
◯熱に強い
×酸に弱い
×価格が高い
⑤タイル
様々なタイルがありますので個性的な天板が演出できます。一方で、タイル自体は熱や汚れに強いですがタイルの間の目地の汚れやひび割れなどのメンテナンスが必要になります。
◯個性的なキッチン
×メンテナンスに手間がかかる
⑥木
自然な温かみを出せ、部材によっては重厚感や高級感を演出できます。しかし、メンテナンスは大変手間がかかります。
◯自然な温かみがよい
◯重厚感・高級感がある
×メンテナンスに手間がかかる
<画像はTOTO製品>